お線香の色はどどめ色

香るお線香 お香の雑学

皆様、、、お香色は何色かご存じですか??

「えっ??色も何も、赤だって、緑だって何色でもあるでしょう??、お香屋さんや雑貨屋さんに行ったらピンク色やスカイブルーのすてきな色のお線香たーくさんありますし!」

ぶっ、ぶっーーーーーーちょーー不正解ざます(=_=)

普段お教室で使用している天然の香材を混ぜ合わせると、どうやってみても茶系の色になります!!!(炭を配合した場合は黒系も) その色以外、なりえないのです。
えっ??ではこれはどうなんっすか??

緑の三角香

はいはい、こういった綺麗な色のお香、インド雑貨のお店やお香屋さんに売ってますよね。これはいわゆる食紅みたいなモノを入れて色を付けているのです!!それだけならば、いいのですが、、合成香料が使われていることも多いのですよ。

私は合成香料が目に沁みたり、匂いがきつかったりしますが、それはひとそれぞれお好みですから!!天然で出せない香りもありますし。

では、、これは!???

緑のお線香

お墓参りのときに使う寺院でも販売している緑のお線香、
これも色ですけど、かんさん!!
(上のお線香は妙香寺で1把100円で売っとります。安っ)

おほほほ!!これはですねえ、杉線香と言ってそう主にお墓参りで使用しますね。
杉の枝葉はお線香にしたら若干緑ではありますが、時間が経つと茶色になりますので、やはり緑色に着色されています。

その昔、高級線香である匂い線香(たぶ粉というつなぎを使う、お教室でも作るいわゆる一般的なお線香)と、安価な杉の木で作ったお線香(香りがいいわけではない)を区別するために、あえて色が付けられたとのこと。

なんで緑なのか??はいろいろ説があるようですが、茶色といっても材料の部位や季節によりいろいろな茶色のお線香ができてしまうのですが、、その茶色を均一にするのは大変だったようです。
濃い緑色が一番染めやすく、安価あったからが有力です。

三角コーンのお香

このような  茶系のどどめ色でーーす。

普通にお香の材料を混ぜ込んでいきますと、このどどめ色になります。
作っているときから、香しい薫り!!

線香最高ですね。

みなさまのよかったらお線香つくりにいらしてくださいませ。

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