香りと記憶

紅茶とマドレーヌ

お香講座をしていると、かなりの割合で生徒さまから
「あーー、この香り、、かわいがってくれた祖母を思い出しました!!」とか、
「なんだか子供の頃家族でいった旅行の思い出が浮かびました」、はてまた、
「よくまわりませんが、、この香りを嗅ぐと涙が流れてきます、、」
なんて言っていただくことがあります💛

「香りと記憶」は密接な関係があることはかなり有名です。

香りを嗅ぐことによりそれにまつわる昔の出来事や感情を思い出すことを

【プルースト効果】といいます。

フランスの文豪マルセル・プルーストの有名な大作『失われた時を求めて』の中でマドレーヌを紅茶に浸したことにより、幼少時代を思い出すシーンから付けられました✨

五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)の中で、視覚や聴覚は思考や情報を司る大脳皮質に最初に伝えられますが、嗅覚のみ、直接記憶を司る海馬や偏桃体のある大脳辺縁系に直接伝わります。
大脳辺縁は食欲などの本能や感情を司ります。
つまり、、五感の中で嗅覚のみが記憶や感情とダイレクトにつながっているのです。

香りと記憶をうまーーく使えば、いろいろなことに役立つのです。

例えば試験勉強の暗記の時に香りと結びつけて覚えてハンカチや衣類にその香りを移して置き、試験の時に思い出してくれるとか、認知症の方が懐かしい香りを嗅いだら家族の顔を思い出したなどは、いい例かもしれません。

昨日お線香作りご来山された男性は、とある香りをかいだら香港のあのスパイシーな味が、むせぶような街がフラッシュバックし、ある香りでは50年前のおばあ様との思い出や一緒に参拝した神社や子供の頃食べたべっ甲飴や紙芝居が瞬時に思い出されたそうで、懐かしそうに、いつくしむようにその素敵なエピソードをお話しくださいました。

人間の頭の図

また、香りは今の記憶ではない、遠い過去の記憶をも引き出してくれることもあるようです💛

なにかわからないけど懐かしい!!、知ってるけど思い出せない、そして涙がでる、、これは、古代エジプトのお香キフィを作っているときの何人かの生徒さまからいただきましたお言葉です。

甘い蜂蜜の入った香りですが、小さいときの忘れている記憶かも知れませんし、もしかしたら、古代エジプトの神官時代に作っていたのかも知れませんし、いや、ファラオの時の思い出の香りかも知れませんよ( ´艸`)

皆様もお香の香りを嗅いで、懐かしい思い出に浸り心温まったり、遠い過去に飛んでみませんか?

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