■ 講座代金 6500円(材料費、お茶 お菓子付き)
■ 作業時間 約3時間
煉香(ねりこう)は、またの名を【薫物たきもの】といい、粉末のお香を炭や蜜で練り込んだ丸薬状の黒いお香です。
源氏物語にも登場する趣味として楽しむ香りです。
平安時代、宮中では煉香は季節ごとに応じて、またその心情や用途により、主に六種のテーマに分類され、用いられました。
これらの煉香には特別に名前があり、
【六種の薫物 (むくさのたきもの)】
と言い、下記があります。
⭕️春 「梅花」ばいか・・・梅の花に似たり、
⭕️夏 「荷葉」かよう・・・蓮の花の香りに通えり、
⭕️秋(冬)「菊花」きっか・・・菊の花に似た香り
⭕️冬(秋)「落葉」らくよう・・・木の葉の散る頃のあわれの匂い
季節を問わない香り
⭕️四季「黒方」くろぼう・・・身に染み渡る香り、格式のある香り
⭕️冬、四季「侍従」じしゅう・・・ 秋風が吹くようにものの哀れを感じる香り
この中から、季節に合わせた煉り香作りをいたします。
妙香寺にてお香講座開催中です!
「お講座最新スケジュールとお申込み」ページ よりご確認ください!!