9月、10月の特別講座はフジバカマ!
秋の七草 古代日本人の愛した香り〜藤袴(フジバカマ)の匂い袋講座〜
秋の七草の1つで知られている藤袴は、古くから日本人に愛されていた植物。
その名前は広く知られていますが、野生の種は 今や環境省レッドリストの準絶滅危惧種になっており今や気軽にお目にかかれない貴重な植物と言えるでしょう。
可愛らしいピンクの花やその儚げな立ち姿は、秋の風情を感じ、またそのほんのり甘い桜餅のような香りは古来より中国や日本において、匂い袋として人気だったと言われています。
万葉集、古今和歌集、また源氏物語の中にもしばしば登場します。
こちらは、龍女書「源氏物語絵巻・藤袴の巻」。玉鬘に思いを寄せていた源氏の君が、「玉鬘をとりあえず入内させて、時が来たら自分の妻にしようとしているといううわさがありますよ、そんなことをしたら非難轟々ですよ」という夕霧の言葉でその思いを断ち切ろうと決心。一方玉鬘は、光源氏はじめ多くの求婚を避けるために入内しようとしていますが、中宮と天皇の愛を奪い合うことになったらどうしよう、、と悩んでいるお話です。
また藤袴の仲間には、蜜を吸いに集まってくるアサギマダラなどの美しい蝶が集まることでも
有名です。
9,10月の特別講座は、この藤袴の匂い袋に挑戦します。
皆様でしっとりと秋の香りを調合いたしましょう。
⭕️9/11 月
10:30〜 5名様
14:30〜 3名様
⭕️9/29 金 中秋の名月
10:30〜 5名様
14:30〜 5名様
ご予約はトップページのホームページのお申し込み欄より承ります
また9月15日金曜のキフィ講座も承ります
昨日はお講座デーご参加ありがとうございました
幸せなひととき後ほどご紹介させてくださいませ
出張講座のお知らせも追いついておらず申し訳なく
7月も皆様楽しく参りましょう
よろしくお願いします