知ってましたか?
明治維新の廃仏毀釈の後、明治12年(1879)に伊藤博文ちゃんが全国の神社・寺院の調査を命じて作成した「社寺明細帳」という各郡の基本台帳があるのです
所在地と敷地面積、建物の場所や大きさ、祭神・本尊などが文字で記録されました。
神奈川県では独自に翌年に図面を4枚作成するように命じたようでして、その「社寺明細帳図」をこの度神奈川県金沢文庫(博物館)にて特別展示が行われ、今回妙香寺の帳図(横浜市歴史博物館所属)も展示のとご連絡を金沢文庫さまよりいただきまして、それではと妹上人ちゃんと馳せ参じて参りました。
京急金沢文庫駅から10分。
隣は北条氏の建てた称名寺さん。
図録
寺院明治時代の妙香寺。
横浜市歴史博物館所属のもの。
4枚のうち妙香寺では1枚所持しており、残りの2枚は持ち主をこちらでは把握しておりません。(どなたかお持ちの方はご連絡くださいましたら嬉しいです)
今回主催された学芸員の方ともお話しさせていただき、いろいろな情報も共有でき有意義なひとときでございました
ありがとうございます。
さて明治時代の妙香寺は今とは鐘の配置も異なり、お堂も多く大変よく描かれております。
境内の今はない井戸も植物も詳細に描かれてます
明日までの展示となりますが、よろしければ皆様ご高覧くださりませませ